病院でウォーターサーバーを活用している事例

近頃、病院やクリニックなどの待合室に、ウォーターサーバーを見かけます。

夏場は冷たい水を、冬場は温かい湯を飲むことができますので、待ち時間に利用でき、水分補給ができますね。

ここでは病院でウォーターサーバーを活用している導入事例や、導入する際のポイントについてご紹介します。

最初は患者さんへのサービスのために

薬と水のイメージ

「最初は健康診断や人間ドッグのためにウォーターサーバーの導入を検討し始めました」

と語るのが都内で病院を運営している山本さんです。

内科を専門とし、簡単な風邪、肝臓、腎臓の病気を患っている方まで、毎日多くの患者さんが山本さんの病院に訪れます。

数年前にバリウム検査で使用する医療機器を導入したことから、検査のあとに患者さんには下剤を飲んでいただく必要がありました。バリウム検査の前には、バリウムを飲む必要がありましたが、その後バリウムを排出するために水分とともに下剤を飲まなければならないのです。

ウォータークーラーでは、患者さんの唾液などから院内感染の可能性もあり、衛生的にもよくありません。そこでウォーターサーバーを導入する話になったのです。

検査の流れで、患者さんが通る場所にウォーターサーバーを設置し、飲み忘れることがないように配慮しました。

水分不足は風邪などの悪化につながる

鼻や口、喉が乾燥すると、そこにウイルスが付着しやすくなり、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなってしまいます。

そのため、風邪予防のため、風邪を悪化させないため、また院内感染を防ぐためにも水分補給は大切です。

さらに風邪を引いていると、汗をかいて知らず知らずの内に、水分が不足してしまいます。

そんな患者さんの水分補給のためにも、ウォーターサーバーは大活躍しました。

検査室とは別に、待合室にもウォーターサーバーを設置して、患者さんに積極的に水分補給をするように呼びかけています。

医師やスタッフの労力削減にも貢献

患者に水を渡す医師のイメージ

ウォーターサーバーを導入する前は、スタッフが患者さんのところへ薬と水を持っていく必要がありました。

そうすると、毎回手間がかかりますし、患者さんの取り違えが起こらないように、その都度確認する必要もありました。

そのためスタッフからの苦言も多かったと言います。

しかし、ウォーターサーバーを設置してからは、検査後に薬を直接渡すだけなので取り違えの心配もありませんし、あとは患者さんがウォーターサーバーから水を汲んで自分で飲むだけなので、とてもスムーズになりました。

余計な労力が減り、他の医師やスタッフも満足しています。

さらに、医師やスタッフが水分補給したいときにも利用できるので、水を持参する必要もなくなり、経済的にも助かったスタッフが多いようです。

病院がウォーターサーバーを導入する際のポイント

ウォーターサーバーはさまざまな種類がありますが、病院がウォーターサーバーを導入したい場合、どのようなポイントに注意してウォーターサーバーを選べばいいのでしょうか。

硬度が高くない水が飲める

ウォーターサーバーを導入する際は、その水の硬度に着目する必要があります。硬度は水に含まれるミネラルの量によって決められます。ミネラルが多ければ多いほど硬い水となります。

ミネラルは、成人した人にはいい影響を与えることもありますが、小さな子どもや高齢者の方にとっては、消化器官の負担になり、下痢の原因につながります。

また病院は、成人していても体調を崩している方が訪れますよね。そんな方が硬水のウォーターサーバーを飲用すると、さらに体調不良を悪化させてしまう可能性もありますので、軟水のウォーターサーバーを導入しましょう。

子供が触っても危なくない

水を飲む子供のイメージ

ウォーターサーバーには、冷水と熱湯が出るものがあります。寒い季節に熱湯が出るタイプのものは嬉しいですが、心配なのは子どもが触ってしまうことです。少し目を離した隙に、熱湯が出るボタンを押してしまい子どもが火傷をしたら…と考えると、やはり安全面に配慮したウォーターサーバーを設置したいですね。

ウォーターサーバーの中には、冷水は簡単に出せても熱湯は1クッション置かなければ出せないもの、出すのに工夫がいるもの、また熱湯にロックをかけられるものなどがあります。

待合室など、小さな子どもがウォーターサーバーを触る可能性がある場所に設置する場合は、このような安全面にも注意してウォーターサーバーを選びましょう。

ウォーターサーバーを病院に導入するメリット

ウォーターサーバーの導入を迷っている方のために、病院にウォーターサーバーを設置するメリットをご説明します。

いつでも清潔な水を飲める

ウォーターサーバーを設置すれば、いつでも清潔な水を患者さんに飲んでいただくことができます。

薬を飲むとき、水分補給をしたいときに我慢する必要がないので、患者さんによりストレスなく院内で過ごしてもらうことができ、サービスの向上にもつながります。

院内感染を防ぐことができる

水分不足は万病の元と言われているほど水分補給は大切です。病院に行くことでかえって他の病気をもらってしまうこともありますが、ウォーターサーバーからしっかり水分補給を行うことで院内感染を防げます。

待合室などに設置して、積極的に水を飲んでもらうようにしましょう。

経費に計上することができる

病院にウォーターサーバーを導入する場合は、その費用を経費として計上できます。

患者さんに飲んでもらうことを目的とするのならば「接待費」、スタッフの水分補給に役立てるのなら「福利厚生費」として処理しましょう。

ウォーターサーバーのデメリット

病院がウォーターサーバーを導入することによって考えられるデメリットをご紹介します。

コストがかかってしまう

ウォーターサーバーは、通常の水道水やペットボトルの水よりもコストがかかります。

ウォーターサーバーのレンタル代やお水代、電気代などを考えると少し心配なポイントです。

とくに小さな個人経営の病院の場合だと、ウォーターサーバーの契約による出費が経費に計上できるとは言え赤字になってしまう可能性もあります。本当に必要かどうか、今一度考えてみてください。

交換を頻繁にする必要がある

反対に大きな病院の場合は、ウォーターサーバーを待合室に設置した場合、1日で多くの人が飲むことになります。

もしかすると、1日に数回交換が必要になる可能性が出てくるかもしれません。

スタッフが注意深くチェックしてないと、水を切らしてしまうことになるでしょう。

ウォーターサーバーは、通常タンクを持ち上げて胸元くらいの高さまで持って取り替えます。そのため、女性や高齢のスタッフが何度も交換をしていると、体力的にも辛く、負担になってしまう可能性もありますね。

交換しやすい形状のウォーターサーバー、大きめで交換の回数が少なくて済むウォーターサーバーを選んでみるのもいいかもしれません。

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